祭料理を求めて「旧鶴来町」へ。

  • 2017.10.08
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祭料理を求めて「旧鶴来町」へ。

こんにちは 🙂 

10月に入り、皆さまのおかげで芝寿しは創業61年目に突入いたしました。

遅ればせながら皆さまへ感謝の心と共に、とても嬉しく思います(^^)

これを機に?スタッフブログを少しずつ復活させ、

社内の様子、社外行事レポートを発信させていただきたいと思います!

 

さて、今回のテーマは「お祭り」。

例年10月初旬に開催される鶴来地区のお祭り「ほうらい祭り」。

学生時代によく行ったことのあるお祭りでしたが、ふと、、、

「笹寿しの原点・・・だよね?」と思い、

急遽予定に入れて実際にお祭りへ行ってみました^^

 

各家庭の味「笹寿し」


 

ほうらい祭りでは親戚や知人が家を訪ねてきた人々へ

お酒や各家庭で料理・お寿しを作り、盛大にふるまう風習があるそうです。

その中でも必ず用意されている料理が《笹寿し》です。

鱒やサバ、シイラ、油揚げ、珍しいものではクジラを笹にくるみ、

干しエビ、ゴマ、生姜をあしらった料理が「ほうらい寿司」となります。

 

地元観光情報の発信基地、横町うらら館にてお寿しを頂きました^^

無料休憩所として設けられ、来られた方々へ笹寿しとお酒(お茶)を振る舞われていました!

お祭りの日以外でも気軽に見学・休憩できるよう提供されているそうです。

芝寿しとはまた一味変わった具材を使用していますよね 😆 

 

地方独特の「ハレ」の料理。

各家庭ごとで味があるのでとても興味があります 🙄

 

 

ほうらい祭りへ!


さて、ここで一服したところでお祭りをチラっと見に行きました(^^)/

「ほうらい祭り」とは金劔宮の秋季例大祭にともなって催される行列神事で、

正式には【金劔宮秋季例大祭(および秋季例大祭神輿御渡)】といい、白山市の無形民俗文化財となっています。

 

お祭りの見ものとしては、金劔宮の神輿・神輿振り、造り物、棒振り、獏面(ばくめん)。

 

・・・実際に造り物を見てきました!というより、見えました笑

高さは5mもあるそうで、威圧感がとてもすごかったです 😯  

その時々の話題になっている歴史上の人物や大河ドラマの主人公など

ユーモアあふれるものをテーマに造られるそうです^^

毎年新たに作り直され、約1ヶ月で制作に取り掛かり、各町内から5・6体が造り出されます。

 

この秋祭りは、お祭りの発端となった800年前の白山事件の中で

唯一帰還したとされる神輿の凱旋を祝うお祭りでもあり、

五穀豊穣、収穫に感謝するお祭りです。

そのため、造り物のどこかに野菜などの収穫されたものが取り付けられています!

探すのが楽しかったです(^O^)v

この造り物は、獅子吼高原付近にある

ほうらいの杜「造り物の館」に1年間保管されるそうです。

 

 

「北陸新幹線が開通してからは観光客も増えて町に色がついたみたい。

しかしながら年々、若い方が減っていくので考えもですね・・・

それでもお祭りの時期になれば皆が帰ってきて、集まってくれるのが嬉しい(*^_^*)」

と、町の方がおっしゃっていました。

 

芝寿しの代表商品「笹寿し」の原点でもある鶴来町。

なんだかホッと、安心できる町だなぁと感じました。

 

今年は本日で終わってしまいましたが、

来年はぜひ、皆様も行ってみられてはいかがでしょうか?(^^)