えふえむ・エヌ・ワンに出演!

えふえむ・エヌ・ワンに出演!

9月にも突入し、もう15日経ちました。

「涼しいなぁ」と思う日が数日ありましたが、

日中はまだ夏の暑さが続いていますね・・・。

涼しくなった時期に布団を引っ張り出してきたのに、

暑くてもう一度戻してしまいました。(笑)

 

 

さて、少し前の9月5日(金)に

金沢工業大学様が中心となって設立されているコミュニティFM局の、

えふえぬ・エヌ・ワン(FM-N1)よろしく!スタジオサミットにゲストとして、

営業部外商課の笠木(通称:かっさー)と、

店舗販売課の宮田(通称:みやたん)が出演させていただきました( ^^)/

 

 

えふえぬ・エヌ・ワン様の所在地が野々市にあるということもあり、

今回は野々市市三日市にある特徴的なお店「合掌店」についてお話をさせていただきました。

 

 

アナウンサー
アナウンサー

なぜああいったところに合掌造りのお店があるの?・・・結構不思議ですよね?

 

実はいろいろなストーリーが存在するそうですが、

資金繰りに困った創業者(梶谷 忠司)の友人からある日、

「土地を買ってくれないか?」と相談を受け、

「友人を助けるためならば・・・」と思い、

土地を確認せずに買ってしまうことを決断したことが始まりです。

 

 

アナウンサー
アナウンサー

土地を見ずに、ご友人を助けるために買った・・・?!

 

 

「実際に土地を見てしまうと、購入意欲が下がってしまってはお金も支払いも出来ない。

だから土地は見ないで買います」と購入を受け入れたそうです。

 

そして購入後に土地を実際に確認すると三角形の土地で、

しかも真ん中に農業用水が流れており、

「こりゃ少し失敗したかも・・・」と少し思っていたそう。

 

ところが2日後、新聞に手取川ダム建設で水没してしまう集落「桑島」の記事を発見。

 

すぐに桑島に足を運び、村中を歩き回っている中ですぐに気に入った家が、

「小さくて古い家」それが今の合掌店です。

 

そしてすぐに移築し、昭和49(1974)年7月21日、

「合掌店」として開店しました。

 

 

 

 

アナウンサー
アナウンサー

初めから合掌造りの家を「お店」としたいと思って見に行かれたんですか??

 

いろいろな思いがあったのかと思いますが、

土地を購入したこと、

ダム建設で水没してしまう集落へ足を運んだとき

すぐに気に入った家と巡りあえたことが重なり、

いまの合掌造りのお店を建てることになったのではないかと思います。

 

 

アナウンサー
アナウンサー

えぇっと・・・ところで、合掌造りの家は買い取ったのでしょうか?

 

家の所有者は小倉さんという女性で娘さんと2人暮らし。

「タダで良いから引き取ってほしい」と言われたが、

帰り際にそっと、座布団の下にお金を置いていったそうです。

 

そうして後日、

 

小倉さん
小倉さん

桑島の家は全部無くなったのに、私の家だけがこうして残してもらい嬉しいです

と来られたそうです。

 

合掌店はいろいろな人の”想い”がたくさんつまったお店なんです。

 

 

 

ところで、芝寿しはもともと、東芝家電のショールームから始まりました。

(というのは皆さんもうすでに知っていますかね・・・(^^; ))

 

当時はまだ珍しかった”電器釜”を知ってもらうために、

実際にご飯を炊いて販売をしていました。

 

 

が、しかし。

 

 

炊いたごはんが大量に余ってもったいない。それをどうにかできないか?

という思いを抱いていた創業者は、

 

金沢の伝統文化食として”ハレの日”に振舞われていた「押し寿し」

 

と、

 

お朔日参りの道中で発見したお菓子屋の「笹餅」からヒントを得て、

 

創業者
創業者

余ったご飯は冷めてしまっている。押し寿司にして、笹に巻いて出してみたらどやろうか?

 

という発想から”笹寿司”が誕生しました。

 

 

アナウンサー
アナウンサー

創業者のチャレンジ精神といいますか、やってみよう!という強い気持ちがすごく伝わりますね。

さて時間も迫ってきましたので最後に。お二人に質問ですが、何か目標とかはありますか?

 

 

笠木さん
かっさー

芝寿しの魅力をもっと知ってもらい、

いろいろなお客様に芝寿しを使っていただきたいと思っています。

「ちょっといいとき、そばに芝寿し」というスローガンがあるので、

大切なときにうちの商品がお客様に寄り添っていただけるように、と思っています。

県内で芝寿しを利用したことがない方、

また、県外に出ると「笹寿司を知らない」という方もいると思うので、

そういった方にも魅力を届けられるようにしていきたいと思っています。

 

 

宮田さん
みやたん

地元の方々に芝寿しが愛されているという実感ができます。

金沢に来たら「芝寿しを食べたい」「笹寿司をお土産にしたいね」と思っていただけたらと思っています。

 

 

今では交通量の多い主要道路沿いにポツンと建つ建物。

「どうしてこんなものが、こんなところに?」と思われた方も多いかと思いますが、

合掌店は元々、桑島集落にあった築80年の歴史ある小倉さんの家を

友人から引き取った土地に移築し、お店としたのが始まりです。

合掌店

 

そしていろいろな人たちの思いを引き継いだ、

創業者の思いも込められているのではないでしょうか??

 

近くに来られた際はぜひ店内も見渡してみてくださいね(^^)