甘海老 冬の味覚
- 2019.01.28
- 商品紹介
北陸の味覚の代表格の一つ「甘海老」
福井県 水揚げものを使用しております
水揚げの量からいうと北海道の日本海側が一番ですね(7割程度あるようです)
ついで日本海側の北陸地域になります
冬の北陸での美味しいものといったら
まずは甘海老があがるのではないでしょうか。
あのほんのりした甘み、ぷりッと感がたまりませんね
そんな甘海老を使った棒寿司を販売しています。
甘海老の身にあわせた小袖棒寿司というサイズで
甘海老を12尾使用し8貫に切ってあり
とても食べやすい 一口サイズでお楽しいただけますよ。
寿司舎利には柚子わさびを入れ、甘さを引き立てています。
甘海老は海の中での生態はどのようなものでしょうか
甘海老は海底に生息しているようです
それゆえ
底引きという漁法で水揚げします。
船で水揚げをしたら、船上で凍結させます。
水揚げ直後に凍らせるために、
鮮度を保持したまま、
当社へ運送されてきます。
この船上凍結のいいところは、
旨み成分が抜けないということにあります。
産地の件で取引水産会社さんに伺いました。
素朴な疑問でどうして石川県産は入荷できないの?
と伺ってみました。
すると回答は
「石川県の漁連は船に凍結機をもっていないので
そうなると、冷凍方法は緩慢凍結となり、
生食には適していないんです、と。
それゆえ、水揚げの後の流通先は、
量販店(SM スーパーマーケット)がメインで
から揚げなどの加熱食材としての使われ方になりますね」
甘海老の美味しさの秘密
それはトロッとした舌ざわり、とろけるような甘み
この甘みの秘密は豊富なアミノ酸にあります
栄養も豊富で、カルシウムは勿論、
グリシン(甘みの成分)やアラニン、
プロリン、アルギン等を含有し
成分としては血中コレステロールや
血圧の上昇を
抑える効果もあるようです。
また心臓や肝臓機能の強化、疲労回復につながる、
タウリンも豊富にあるようです。
こんな栄養豊かな甘海老
調理方法もいろいろありますね
生、揚げる、煮る、や茶碗蒸しに入れる、
カレー、なんでもありではないでしょうか。
ぷりッと感は寿司にかなうものはないのではないでしょうか。
握りは正に代表格です。
私どもは押し寿司メーカーですので
押します。
押し寿司メーカーさんによってはシッカリと押して
ご飯に甘海老がめり込んでいるような部分も
ありますね。
私はあまり好きではないですが・・・。(個人の意見です)
当社はふわッと押してます。
甘海老のぷりッと感を残したいために。
棒寿司の作り方へのこだわり
1.殻付き頭付きの新鮮な状態で仕入れる
2.工場内で解凍を行う
3.一尾づつ手作業で殻を剥き頭を取ります
4.丁寧に洗浄します
5.下味として塩水に漬けます
6.その後、当社オリジナル酢漬けを行います
※この酢漬けには、甘海老を長く酢に漬けると色が抜けて
白くなってしまうために、色が抜けない適度な時間を
見計らいます。
7.押し寿司にする型枠に12尾の甘海老を丁寧に並べます
8.風味を出すために白ゴマを混ぜた酢飯を使って寿司を
完成させます。
甘海老が小さいだけに手間がかかり
大変な作業時間を経て商品が完成します。
この甘海老棒寿司の販売は3月末までとなっています。
芝寿し販売店にて販売中
ご予約も承っておりますよ。
店頭販売分はいつ売り切れるかわかりませんので
安心 簡単 予約は スマホやパソコンがお勧めです。
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