9月28日 「お米の日」に際して

9月28日 「お米の日」に際して

毎月8のつく日はコメの日。

米という字を分解すると「八十八」という数字が現れることから

米を作るのには八十八の手間がかかると言われている。

お米に関する変化

日本人の食生活は戦後から格段に向上しコメ消費量は1962年をピークにして

その後、減少を続け、コメ不足からコメ過剰問題へと変化した。

市場も法律などが変化し、出荷や卸、小売の「登録制」が廃止。

「届け出制」となり、コメも一般食品同様、自由販売できるような商品になる時代になったようです。

こんなグラフがありました。

お米需要量

(農業協同組合新聞サイトより 引用 https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2020/07/200731-45638.php)

この減り方すごいですね

お米を商品化している芝寿しにとって世の中の変化はどうなるんだろう、と正直思う。

 

新型コロナウイルスの影響で外食産業が大打撃を受けていますが

テイクアウトの芝寿しも大打撃を受けての約1年半です。

市場の変化

パックごはん

でもどこもかも悪いわけではないようです。

パックごはんが非常によく伸びているようです。

手軽に電子レンジで解凍してごはんを食べられるし、美味しい。

パックごはん

(食品需要研究センター より引用)

冷凍ご飯

「冷凍ごはん」はどうなんだろうと調べるが

どこにもこにジャンルのデータは出てこない

「冷凍米飯」としても見つけられい

「冷凍米飯」として多く存在するのは、チャーハン、ピラフなど。

まして「冷凍寿司」というジャンルはとてもニッチな市場だろう。

芝寿しは製造販売を始め約7年

固定のお客様も少しづつ増えてきていている

美味しいというお声は多いし嬉しいが

「解凍方法に気を使った」という声も少なからずある

ご飯を食べない人

「お米を1日1回以上食べないと気が済まない」という人を調査したものがあった

1992年 71.4%

2020年 42.8%

逆にいうとお米を食べなくても平気という方が6割もいる現実。

この背景にはパン食、ダイエット、その他 選択できるものがたくさんある

ご飯の未来

博報堂の調査で、好きな料理を聞いた質問で調査開始以来1位を続けているのは「寿司」。これにはホッと胸をなでおろす。

他のご飯メニューは順位を下げている中、寿司だけは不動の1位を確保。寿司は日本だけでなく、海外でも自国以外の料理で好きなメニューとして1位を確保している国も多く、今後の海外戦略を考える上でのポイントだ。

 

さらに、世代をみてみると

「子育て世代」のコメの消費量が多い傾向があるそうです。

この世代のニーズに合わせたコメの商品作りが必要。

パン業界はさまざまな工夫をして開発してきた背景があるが、それに比べてお米業界はどうだろう。

おかずは変化するがごはんでの変化は少ないと言わざるを得ない。

 

そう考えると当社 芝寿しは

寿司と冷凍技術、あとはプラスする付加価値(健康など)を求める世代に売ることでまだ道はあるように感じた。

まとめ

今日は「お米の日」という見出しを見て

思ったこと、感じたことを書かせてもらいました。

参考にさせていただいた 農業協同組合新聞 様

https://www.jacom.or.jp/column/2021/09/210928-54197.php

日本食糧新聞 様

https://news.nissyoku.co.jp/news/yamamoto20190829052847006

 

ありがとうございました。芝寿し笹ちゃん