芝寿しインターン生紹介!九州大学 農学部 3年 木村太喜さん
- 2016.08.24
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〜金沢を第三の故郷にしたい〜
自己紹介
投稿者:九州大学 農学部 3年 木村太喜
私は福岡県糸島市で、「食と農をもっと身近に」を理念に活動しているAPIQ!!という
学生団体の副代表をやっていました。
APIQ!!の活動をしていて、この糸島市の生産者の方々、特に農家さんと関わっていく中で、
糸島での食・農へのこだわりや文化などに多く触れてきたつもりです。
ここで強調したいのは、
糸島は、大企業や市の取り組みというよりも、
個々の生産者の方々が中心となって糸島の食・農を盛り上げています。
一方、今回紹介していただいた
芝寿し様、そして金沢市というのは、
大企業そして市全体として、金沢市だけにとどまらず、
北陸の食文化を盛り上げる活動をされています。
これを前提に踏まえ、お話をします。
志望動機
今回私がこのインターンシップに参加したいと思った
理由は以下の3つです。
①食・農を盛り上げる主体が違いが与える影響への興味
個人が主体であるケースと、企業や行政が主体であるケース、
それぞれが地域や住んでいる人々の食や農への価値観にどう影響を及ぼしているか
類似点と差異点を意識しつつ比較できたら面白いと思っておりました。
②情報発信スキルのアップ
私が所属しているAPIQ!!は情報発信が苦手です。
更新がほとんどありませんでした。
最近、私がサークルの中で広報部を立ち上げ、
SNSなどでも発信を始めるようにはなりました。
しかし、まだまだ発信量が不足していると思っています。
今回食文化の発信をしていく過程で、実践の中でのSNSの上手な使い方や、
発信のイロハを自分のものにできたらいいなという願望がありました。
③金沢をそして日本中をみんなの故郷に
今回の最も大きな理由です。
糸島市の人々はみんな糸島のことが大好きで、話を聞いているとこちらまで大好きになってきます。
その土地が好きになると、その土地で食べるものが美味しくなります。
そしてまた来たいと思えます。
それはまるで、
故郷が増えるような感覚です。
自分の故郷が増えるって、うまく説明できませんが、とても幸せなことだと思いませんか。
私は、生まれは福岡ですが、糸島市ではありません。
しかし、糸島は私の第二の故郷と思えるくらい好きになり、今ではとても居心地のよい場所です。
金沢市の人々も、きっと金沢のことが大好きなのではないかな、と思います。
なぜなら、
大好きじゃないとこだわれないからです。
大好きじゃないとこだわりが受け入れられないからです。
作り手はその土地を生かして、土地の人のことを想いつくる。
受け手は作り手の想いに共感し、それを手に取る。
これには好きという感情の介入なしには成り立ちません。
【そんな金沢でインタビューをすれば、きっと自分も金沢のこと好きになる、第三の故郷になる。
いや、自分から金沢のことも好きになりたい、
第三の故郷と呼べるくらい知り尽くしたい、親しみを持ちたい。】
そういった想いがありました。
以上のことは私自身のことですが、ゆくゆくは、
今は金沢に縁がない人にも金沢を故郷であると感じるくらいまでになってほしいと思います。
日本中を故郷に。
本題から少し逸れるかもしれませんが、私は、日本中の人が日本中を故郷であると
思えるくらい好きになることができるようになれば、この日本は今よりももっと幸せになると思います。
そのため、最終的には、日本中の人に日本中を故郷であると思わせるのが、
私の個人的な大きく遠い目標です。
そのためにはまず、私の故郷を増やすことが必須です。
自分が生まれた福岡以外のところを好きになるのは、すぐには中々難しいかもしれません。
しかし、今回の金沢は好きになれそうなところだなと思えたのです。
芝寿しさんのホームページや、金沢市のホームページを見て、
これだけのこだわりをもった人らの話を聞いて好きにならないわけがないと。
金沢を好きになって発信することは、この最終目標の第一歩でもあると考えました。
大きな目標を掲げた意味
なぜ私がこのような無謀とも呼べる目標を掲げるかを話します。
東日本大震災が起こったとき、正直私は、自分事に考えられませんでした。
東北が凄いことになった。かわいそう。そういう思いはありました。で
も実際に、東北のために募金しよう、だったり、
他に何か少しでも東北を支える活動に参加することはありませんでした。
東北が日本の一部であることはわかっていたけれど、所縁がなかったために、
どこか他人事のように捉えていたのです。
しかし一方、この春
熊本で震災が起こったときは違いました。
募金もしました。
知っている友達に電話したり、支援に行く申し込みをしたりもしました。
いとこが住んでいてよく遊びに行っていて好きだったのと、
高校時代の親友が住んでいたという点が、東北の際と違ったところでした。
このように、
自分が好きな土地であったり、
自分の大事な人がいる土地であったりがあると、
何かあったときに助け合いがより生まれます。
そもそも何もなくても、愛国心を育てるという点で、人々がより日本のために頑張ろうとすることは、
社会、そして人に還元されていくはずです。
つまり、日本が少しでも幸せになると信じています。
だから私は、日本中を好きになってもらいたい。
これが私の今回参加した志望動機です。
追記----
実は、自分が昔からサバ寿司や柿の葉寿司が好きだったため、
笹寿司も絶対に美味しいだろうな、食べたい!と思っていました。
また大学の知り合いに石川県小松市出身の友達がいて、
その友達の話を聞いて一度石川に行ってみたいと思っていたから。という動機もありました。
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九州大学 農学部 3年 木村太喜
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