押し寿し体験に行ってきました!
- 2016.11.30
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笹寿し体験教室
芝寿しの伝統行事として、
「笹寿し体験教室」というものがあります。
お子様と一緒に文化継承!
金沢の伝統文化である「押し寿司」をつくろう!
という取り組みです。
11月上旬に金沢市の小学校で体験教室を開催してまいりました!
どんな風景だったのか、皆さまにもお知らせ致します!
Q.笹寿し体験教室ってな~に?
笹寿し体験教室とは。
弊社が約10年前から行っている、伝統文化継承のための取り組みです。
元は祭りの時の料理として、各家庭で作り、
母から子へ、子から孫へと受け継がれてきた料理です。
しかし、近年こうした文化も少なくなってきました。
そこで!伝統的な押し寿しを商品化し、米文化の発信を目標としている私達が
先頭にたって、“地域の文化”の継承をしよう!という取り組みです。
私たち芝寿しは「笹寿し」を代表に、
地域の皆さまから多くのご愛好を頂きここまで営業してこれました。
その恩返しをしたい!
地域の文化を守りたい!
そんな思いから産まれた取り組みです。
実際に作ってみたい、という声をお客様から頂いていたこともあり、約10年前に実現しました。
押し寿し(おしずし)を作ろう の授業
”スペシャル先生 しばずしのみんさん” と歓迎していただき、
なんだかちょっと照れちゃいますね。
今回は黒板をお借りして、イラストを描いて説明に臨みました!
見えるかな?わかりやすいかな?伝わるかな?
と不安ながらも、冷静に丁寧に説明をする先輩!さすがです。
じっ….っと社員を見つめる生徒の皆さんの目は真剣です。
いよいよ押し寿し体験開始!
各テーブル5名の生徒さんがいて、そこに弊社の社員が1名付きます。
細かい手順や食材のいわれ、なぜ?どうして?といった質問に答えていきます。
とても質問が多く、活発な生徒の皆さんでした!
作り方は意外とシンプルです。
まず、ごはん(酢めし)をならします。みんな真剣な顔つきですね…。
次に、具材を載せていきます。今回は人気2トップの「鮭」と「鯛」を乗せました。
私は鮭!僕は鯛!と分担作業して載せていっていました。
バランスよくまっすぐに載せるのが難しいらしく、「あー斜めになったぁ!」と叫ぶ子もいました。
綺麗に載せて余裕の表情。やるね!!!
次に、板を2枚合わせて、ごはんを押していきます。これが「押し寿司」のいわれですね。
これ、簡単そうに見えますよね?実はとっても力のいる作業なんですよ!
体重をかけて、ぎゅーーーーっと押さないと、食べる時にごはんが崩れてしまうんです。
先生にも協力いただきます!美味しくなーれ!
最後の仕上げ
ここから先はプロの出番です。
弊社勤続年数14年目の大ベテラン、大谷先輩の出番です!!!
押し寿司を長包丁でカットしていきます。かっこいいですね!!!
さくさくっと切っていきますが、これもまた難しい作業のひとつ。
包丁に米粒がついてしまい、粘りが出るので、1回切るごとに水でぬらす・拭き取りする、という作業が加わります。
加えて、ごはんを押しつぶさないようにカットしなければなりません。
大谷プロの技が光ります。
生徒の皆さんも目を輝かせてみていました。
カットしたら、いよいよ仕上げの作業「包み」にはいります!
笹の葉っぱを十字型に組み合わせ、お寿しを真ん中においてくるり、と包みます。
ここが一番難しかったと、みんなが口をそろえて言っていました。
弊社社員の話をしっかり聞いていますね。
社員たちも包み方のアドバイスをしながら、生徒さんの手元をじっくりと見つめます。
上手くできてきたようですね。
完成したら、みんなで
はい、ポーズ!
いい笑顔ですね~!!!
完成した笹寿しは、休職時間に食べるのかな?
あるいは、お父さんお母さんに持って帰るのかな?
美味しく食べてくれたらいいな!
とても楽しい教室でした!
今日の体験をきっかけに、金沢という地域、そしてその文化に興味を持ってくれたらいいな、と思います。
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