「割り箸」を「竹割り箸」に変えていきます!
芝寿しでは割り箸を変更します
どんな割り箸に?
どうして変えるのか?
割り箸の安定供給のために
割り箸を関する周辺事情が変化し
安定的に供給できる割り箸に変更するのが目的です
その理由にはいろんな要因が存在します。
割り箸について調べてみたいと思います
割り箸の入荷
割り箸を竹割り箸に段階的に
切り替えていっています
商品により違いますが徐々に
進めております
その理由を含めお伝えをして
参ります
割り箸
お弁当には欠かせないもの
割り箸がないと食べることが
できません
そんな大事な割り箸
芝寿しは年間でどのくらい使用
しているか、調べてみました。
年間 約300万本を使っているようです。
その割り箸の素材を竹に変えていきます。
そもそも割り箸は何の木から作っているか
ご存知でしょうか。
アスペンという樹木で作っています
この樹木は植林して生長するまで
30~40年かかるといわれています
ではその樹木の原産地は?
中国のものを使っています。
日本に入ってくるまでの工程は
以下のようになっています
結構 手間を掛けて安全に
作られ日本に入ってきてます。
一時代前までは品質に難もあったとニュースでも
あったようですが、今では品質管理がきちんとされ日本に
入ってきております。(輸入元は金沢の企業さんです)
なぜ、国産でないのか?と聞こえてきそうです
割り箸の国産の自給率は割り箸使用量全体の2%に過ぎません
国産生産量の減少とともに生産工場、従事者も激減しており
原木の違いもあるのですが1膳あたりの価格差は外国産に
比較して国産は3倍近くついているようです。
その割り箸を商品に使うとなるとどうしても
安価なものにシフトせざを得ない状況です。
そのため、品質がきちんと管理できる企業さんへお願いし
衛生や安全性を重視で取り扱いをしております。
割り箸と資源
割り箸ってなにげに使用しておりますが、
割り箸っていつ頃から、あるか
ご存知ですか?
日本独特の文化としての割り箸
無駄な扱いをしていない
自然にやさしいのが割り箸だったんです。
・・・と過去形で書きます。
割り箸は資源の無駄論が一時期あったかと思います。
割り箸は資源を有効活用するところから誕生しております。
上記図のように割り箸は丸太から建築用材を切り取った時に
出る端材や残材、間伐材を使って作られていました。
割り箸を作る目的で伐採される木はありませんでした。
しかし、割り箸の需要が大きく変化した時代の流れとともに
国産ではまかないきれず、
単価の安い中国に原木を求めていった
事などの要因も含み、
原木は中国がメインに移って行ったと
推定されます。
中国では森林の皆伐採方式を取っており、中国の広大な
森林を伐採していったという過程があるようです。
現在は様々な問題を抱え、少し事情は変化して
きているようです。
資源に関するいろいろな問題を含みますので
このあたりの記述はここまでにします。
しかし、森林というものは国土を守る意味で
さまざまな機能があるのは事実です。
1.洪水を防ぎ、渇水を緩和する
森林の根が張ることで、水分を持ち、土地が豊かになる。
根がきっちり張ることで土が強くなり洪水を防ぐ。
2.森林の土に水を吸収し、雨の水をゆっくり川に流す
3.水をろ過して川に流す
今、地球規模で問題になっている温暖化にも影響を与える
のではないかと推測もされています。
割り箸 日本独自の文化
そもそも割り箸文化は古代中国より来ているものと思われます。
その割り箸を日本独自文化として
培ってきたものがあります。
「割ること」は祝い事や神事などの
「事を始める」という意味を持ち大事な場面に
いつも真新しい割り箸が用意された文化があります。
割り箸を割るときのパチン♪という音は
いいものです。
割り箸の素材を「竹割り箸」に変えます
竹の生長は3~4年とアスペンと比較すると
大変成長が早い樹木になります。
植林して伐採までの過程が早いということが
良いということがあります。
環境に取っていいのかは、どうなのか
議論のあるところです。
芝寿しでは「竹の割り箸」に変更します。
全商品いっぺんにではありません。
商品によってじょじょに変更をしていきます。
ついてないとお弁当を食べることはできません。
自宅、職場であればなんとかお箸を用意できる
でしょうが、屋外、電車の中でお箸がないと
手で食べることになってしまいます。
お弁当には無くてはならない
割り箸。
芝寿しは「竹割り箸」に変わります。
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