暑さ本番 酢をうまく使って体力維持を!
暑さ本番到来!酢をうまく使いましょう。
蒸し暑い夏。。。
食欲がいま一つになりがちですね。
この暑い夏には「酢」はいかがでしょうか?
寿司にとって欠かせないのはまさに「酢」。
疲労回復や食欲増進効果や腸内環境を
よくする働きがあるといわれています。
酸っぱさの元が「疲労回復」や「スタミナアップ」に!
これからの夏本番に向けて、
上手に使っていきたいものです。
少し余談ですが、私は寝る前に冷たくした
「りんご酢」をヨーグルトに混ぜて
食べるのが大好きです(笑)
「酢」という文字
今日は「酢」という文字について書いてみます。
「酢」という文字は「酉」の市の「酉」と書きます
その隣に「作る」という字に向かって右側に
「乍(さく)」という字を添えますよね。
「酉」の字は「とりへん」という部首で、
酒を入れる器の形を描いた象形文字です。
一方の「乍(さく)」という字は、
木の枝をまげて家の垣根を作る様子を示す漢字。
後にあらゆるものを「つくる」という
「いとなむ・おこす・なす」といった行為や、
「過ぎ去った月日・昔」を意味するようになった
とされています。
つまり「酢」とは、時がたって酒が醸され
そこに出来上がった調味料のことを
示しているとされています。
「酢」のおもな原料になるのは、
米や麦といった穀物、果実、
それが酒に変わったのちに
「酢酸菌」の作用で「酢」が出来上がります。
酢酸菌は空気中に多数存在するため
管理を少しでも怠ってしまうと
酒は酢に変わってしまいます。
「酢」の歴史
その酒を中国では「酸っぱい酒」と書いて
「酸酒」(クオウチュウ)
日本では「苦酒」と書いて「からさけ」と
よんだそうです。
西欧では「酸っぱい酒」を意味する
「ビネガー」といいますね。
米、酒、酢と、その変化に気づき、
新たな利用法を生み出したのは
昔の人の知恵とたくましさですね。
古代中国では周の時代、
日本では五世紀の初頭あたりから
食べるもの、調味料としての「酢」を
積極的に作り出すようなりました。
大化の改新の折には「造酒司」が置かれ、
酒はもちろん、醤油のことをさす
「醤(ひしお)」とともに、
「酢」が醸造されていったとされます。
食べ物にすっきりした味わいをもたらし、
保存効果を高め身体の調子を整える
「酢」の力に気づいた昔の人たち。
和食や寿司など代表的な発酵調味料として
現在に親しまれていますね。
まとめ
「酢」のチカラで夏バテ対策してみませんか?
食欲促進として酸っぱいものを摂ること、
分泌される唾液と胃液、それが食欲を促し
さらには消化・吸収を助けて胃腸の動きを
整えてくれます。
さらには、酢の中に含まれるクエン酸。
ごはんや麺類などにある糖質はエネルギー源ですが、
炭水化物の消化を助けてエネルギーとするのは
ビタミンB1やビタミンB2、そしてクエン酸なんです。
新陳代謝を促進する、野菜と和えた「酢の物」。
枝豆、そら豆、など食卓に取り入れてみませんか?
まだまだ暑さが続きます。
体調管理にはケアをしてしてくださいね。
それではまた!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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