いただきます石川 2022年8月号にセッティングした能登七尾のしら井さんのワカメ

いただきます石川 2022年8月号にセッティングした能登七尾のしら井さんのワカメ

いただきます石川 2022年8月号には七尾市の昆布海産物處しら井さんのワカメをセッティングさせていただきました。能登の海の恵みをお楽しみいただきたいと思います。

海のミネラルたっぷりワカメ

海藻は海のミネラルとも呼ばれてヨードがたっぷりです。

ヨードとは、人間にとって必要不可欠なミネラルのひとつでヨウ素とも呼ばれます、人 の体内には甲状腺に多く存在し、甲状腺から分泌されるホルモンの主要な構成成分として働いてくれます。

そんな栄養素たっぷりのワカメをご用意いたしました。

採っている場所はここ

七つ島

輪島沖七つ島
生活排水などまったくない場所です

海の中にある海藻類が酸素を光合成によって排出してくれるのをブルーカーボンといいます。なんと陸のグリーンカーボン、海のブルーカーボンと比較すると海は陸の2.5倍の酸素を創り出すようです。

酸素を作り出すために海藻は光合成します、そこに必要なのは光。

水がににったりしていては良い海藻は育ちません、また陸の植物でも葉を間引きするように海藻でも海底まで光を届かせるために葉を間引きする必要があるんです。その大変さは米作りよりも手間がかかるようです。

そんな海域である七つ島で素潜り漁の海女さんが10mくらいもぐってワカメを採ってきます。

海藻たちは海の中の森と称されるように酸素を出している画像があります。

海の森

SDGs14 海の豊かさかを守る

でも地球全体の海水温度の上昇により磯焼けが起こっている所があるといいます。

しら井さんは環境保全をするために食育に海藻類の大切さを小学生などに伝える活動もされているようです。

とり井さんパネル

食育の一環としてわかめなど10種類以上のカラフルな能登の海藻を使って作る「海藻おしばのポストカード作り体験教室」が実施されています。

わかめ押し花

 

石川の昆布文化

昆布には等級があって産地によって違っていて、各浜ごとにルールがあるといいます。
地域により昆布の扱いが違い、石川県は昆布文化、関東は鰹節文化だといいます。

北陸の特徴的なのは「とろろ昆布」を消費するのは北陸が多く、特に「おむすび」にするのは北陸ぐらいといいます。

出汁が取れる天然昆布が生育するまでに2年の年月がかかるようです。昆布は種類によって用途が変わるので、お客様がお買い求めの際に「何にお使いですか?」とお聞きするようにしております。と話すしら井店 専務。でないとよくご存じでないお客様が間違った遣い方をされる場合もあり、せっかくお求めになった昆布を使いこなせないということもあるようです。

ワカメの色 知ってる?

わかめワカメは海の中では茶色です。お湯に入れて色が変わります。

その理由は「緑と赤」が混ざって茶色に見えたワカメの色素、赤が熱で壊れて黄色に変わり、「緑と黄」で緑色となるようです、「へぇ~」でした😳

わかめ

まとめ

今回はワカメをピックアップしました。

能登の恵みたっぷりの一つ わかめをお楽しみいただければと思います。